DAIKYU DIARY 大九日誌

シンコーストゥディオ代表 米井がつづっています

アートとしてのジュエリー、西林佳寿子展から - ジュエリーとしての価値を考える

コンテンポラリー・ジュエリー・アーティスト 西林佳寿子の個展から


昨日は、一日西林佳寿子の個展のお手伝いに銀座のACギャラリーにいました。
私はアーティストでも、デザイナーでもクラフトマンでもないのでものづくりはできません。
でも、それだからこそ、一般の人の目でアートと言うものにどうやって触れ合っていくべきかを考えました。
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アートはもっと普通の生活になじんでいい


アートとしてのジュエリーというと、かなり奇抜なジュエリーになるのではと思いがちです。
しかし、実際には大振りが多いなことを除いては、その西林作品はテイストはシンプルで美しい。

こういうジュエリーがもっと、普通の生活の中で、手の届くところにあったら日々の生活が本当に豊かになりそうです。
アーティストたちの、制作への熱心さは頭が下がるし、すごい発想力だと思います。
一般のジュエリーにもこの力を活用していけたらと思います。

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もっと外向きに発信していく


しかし、これは私たち一般的なジュエリー業界にも同じことが言えるのですが、いったいだれがこの価値をきちんと伝えてきたのかと少々疑問に思っています。
言葉で伝える、視覚的に伝える、心をこめて。
日本のお客様は自分で物を選べないとか、意識が低いといっているのは違っていると感じます。

今までの価値基準の中で生きていくのも悪くはないのですが、新しい価値を提案して、人々の生活を豊かにしていくのが、私などビジネスをしている者の役割なのかも知れません。ものづくりをする人自体が、情報発信を本気でやろうと思ったら、制作ができなくなってしまう。

確かに現実は、何かしら自分のつくった作品だけではなく、先生になってを教えるなどしながら食っていかなければならないかもしれません。
けれど、ドイツで活動して、アーティスト一本で食って言っている人と、それ以外の人たちとはなんとなく違っていると感じます。もちろん西林さんはドイツ・日本で自分の作品を売ることだけで生きています。

人は中々追い込まれないと、新しい発想や既成概念を打ち破って何かやろうという気にはならないものです。

西林佳寿子の個展は明日13日まで
西林佳寿子ジュエリー展

2017年5/7(日)~13(土) 
銀座ACギャラリー 東京都中央区銀座5-5-9 阿部ビル4F http://www.ac-gallery.jp/access.html
AM11:00~PM7:00(最終日はPM5:00まで)
オープニングパーティ 5/8(月)PM5:00~

ドイツ、デュッセルドルフと日本で制作活動をしている西林佳寿子氏。折り紙のようなシルバーのジュエリーから、新しい素材に初挑戦です。チタニウムのブレスレット、アメジスト、シトリンなどのカラーストーンリングを出品します。

シンコーストゥディオとのコラボレーション作品Surface[面と線]も展示します。
(米井は5/10日に在廊予定です。)

Kazuko NIshibayashi ウェブサイト

あわせてシンコーストゥディオ通信もお読みください
シンコーストゥディオ通信2017April
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代表 米井亜紀子

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