DAIKYU DIARY 大九日誌

シンコーストゥディオ代表 米井がつづっています

結婚指輪選び-オーダーメイド、デザイン どうしたらいいのだろう?

結婚指輪ってどこで買ったらいいのか、どうやって注文したらいいのかわからない


結婚指輪って、どこで買ったらいいのかわからないですよね?
おそらく。
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Shinogi[鎬]
ジュエリーの仕事をしている私が言うのもおかしいのですが、とにかく広告があふれすぎていて、どれを選べばいいかわからない。
正直な話、私が買ったときも、日々仕事に追われて忙しかったので。「なんでもいいや!」とおもって、シンプルなプラチナのリングを購入したのを覚えています。
しかし、失くしました。

ジュエリーをつくる者の目から見た、結婚のときの指輪の選び方、つくり方を書いてみようと思います。
つくっている当人なので、あまり中立とはいえません。
ないので、あくまでも私の考えだということを申し上げておきましょう。

婚約指輪、想いを引き継げるもの-母からもらったダイヤモンド


最近多いのが、お母様が使ったダイヤの指輪を、息子に、あるいは娘にあげて、そのリフォームをして婚約指輪にするというもの。
この流れは、日本だけではないみたいですね。
日本人ではない、お客様でもそういったご依頼は結構あります。
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Tensan[天蚕]

これが素敵なのは
1.ダイヤを一から買うより、コストが安い
2.結構豪華なダイヤを持っていることが多い
3.自分たちの好きなデザインにできる
4.家族そろって、お祝いできる

と、かなりポイントが高い。
ダイヤを最初から買ったら、本当に高いですけれど、それをカスタムメイド、オーダーメイドの代金にあてる。

シンコーストゥディオでつくる、カスタムメイドのジュエリーは、上質感を大事にしているので、明らかに大量生産品とは違います。
たぶん、良心的なオーダーメイドのお店なら、きっとそのようにつくってくれるのではないでしょうか?
そして、自分たちの信条にあった、デザインにしてもらうこと。

ダイヤがたくさんついている、豪華なのもいいけれど。
普段でも使える、「上質感」のあるもの、装着感が良いもので、がいいでしょう。しまいこまないで使えるから、お勧めです。
私は、1ctのダイヤでも、普段つけていて、いやみが無く、でもクールでかっこいいにはどうしたらいいだろう?っていつも考えてしまう。
そして何より、ご家族で祝ってもらえるっていうのはほんとうにすてき。

大抵、仕上がりの日には、お嫁さんだけではなく、お母様やそのご家族なども来店されます。
それで、「このダイヤモンドはあの時、お母さんがしていたものだ。」とか、こんな思い出があるだとか、一通り話していかれます。

こういう場面は、私どもにとっても、とても感激する仕事の一場面です。

長く使えるものと、人生を一緒に歩む心意気で-つくりとデザイン勝負


「つくり」と「デザイン」が、やはり長く自分の人生に寄り添ってもらうには重要なポイントかと思っています。

「つくり」がいいところはけっこうあるんですよね。

「デザイン」が難しい。

「デザイン」という意味をどのように捉えるかなのですが、正直、この小さなジュエリーにすべての形や技術を入れ込んだとしても、それは、単なる表面的な「デザイン」でしかないと思うのです。

「デザイン」はつくりあげるプロセスも含めて、デザインだだと思います。
たとえば私が好きなドイツのブランドのニーシング。



「テンションリング」という。
石座のない、ダイヤがテンションだけで留まっているリングを開発して、世界をアッといわせました。
でも、その裏には、革新的なブランドの行動力や、新しいものに挑戦しつつ、もの造りに決して妥協しないという姿がある。
それに人は感動しているのではないかと思うのです。

すこし、日本人にはボリュームがありすぎかもしれませんが。

話す、対話する、つながる。そうして一生の買い物をしよう



結局、何をえらぶかは、実は自分の中にある。そう思います。

高い、一生の買い物だ!と思うものこそ、心が通えそうだとか、この人ならっていう人から買いましょう。
たぶん、それが一番間違いない。

広告より、まず街のジュエリーショップに行ってみよう。

地道に、キチンとデザイン性も考えて、色々応えてくれるところ、今、増えています。
そこは、大資本ではないけれど、きっときちんと応えてくれるのではないでしょうか。
そのときに、2人のストーリーを語ってみよう。
対話をしよう。

話す、対話する、つながる。

そういうことが、一生のジュエリーを満足して買えるコツかもしれません。

シンコーストゥディオ/ジュエリー・アーティスト・ジャパン(JAJ)

代表 米井亜紀子

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